ホーリンラブブックスのリニューアルした時の話


弊社が運営しているECショップにBL専門サイトの ホーリンラブブックス があります。 そのホーリンラブブックスが2024年11月5日にリニューアルしました。 リニューアルPJは、実は2021年2 月ぐらいから始まったと伺っております。 最初から私は参加したわけではなく、2022年後半ぐらいから私が主要開発メンバーとして参加し、リリース以降も携わっているサイトにあたります。 リニューアルの中心にいた私ですが、それまで大規模開発経験がなく踏んだり蹴ったり横殴りに遭いながら完成してリリースしたショップなので、 ホーリンラブブックスは苦しんで産んだ子のような考え深いECショップになっております。 今回はこの開発で経験したことを箇条書きに話していきます。

会議を行うのは、もっとこまめにするべきだった

開発と全然関係ない話なのですが、開発の前提条件、いや会社人の前提条件である会議の話です。 PMがいないプロジェクトにおいて、開発者である私が会議の音頭を取っていました。 前職まで事務職で地味に大きな会議の経験が片手もなかった私だったので、そんなためか会議の音頭をどうとったらいいのか、まるっきり理解していなかった。 とりあえず現状を報告して遅延しているようであれば遅延を報告するのだが、公開処刑を自身が開催して、自身が受けるみたいな辛い立ち位置でした。 そんな会議について開発をしている過程で、ある程度進捗が進んだ段階で会議を開いているとなんだかんだで、前回から3ヶ月を超えて開催することが多くなってしまいました。 そのため会議の参加者の半数以上は前回の発言を忘れていることが多く、議事録は作ってもらっていたが、作るだけで会議を始まる前に復習する場を設けるのもあってもよかったなと今更ながら思うわけです。 また大規模な会議よりもコアメンバーだけの打ち合わせを毎月行うべきだったと思っています。

いきなり完成の形を落とし込むのは難しい

致し方ないことではあるが、圧倒的経験不足により完成の全体像を掴めることができないまま大規模開発を行なっていた。(物売れればいいかみたいな感じです) 完成したあとから在庫管理、基幹システムへの情報提供など足りないものが山ほどでてきた。 これらは運営チームと実際の流れをシミュレーションを何度もおこなっておけば完成度はあがる可能性はある。 まぁ、いくらシミュレーションを実施しても結局は漏れる機能はあるのですが・・・。 絶対という言葉ないと一緒で、完璧という言葉はないなと改めて実感しました。

キリのいいところまで要望は追加してはならない

運営側の要望はできる限り聞いてあげたいなという気持ちで作業していると追加要望で溢れかえる。 それら要望を叶えた状態で完成としてしまうと機能の完成は絶対に終わらない。 まずは本当に完成させたい機能(本質)を見定めて、要望発展しやすいようにある程度準備するということは可能なので、 本質の機能を完成後に、そこから追加要望は実現したほうが進みやすいなと感じた。

最後に工夫した点を紹介したい

当初は、通常ショップと同じ内容を目指していたのだが、旧ホーリンラブブックスでは運営側で商品をまとめる同梱機能が存在する。 同梱ってなんですか?と言われそうなので説明しておくと、複数注文の発送を一回の発送にまとめるサービスです。 その機能をリニューアルには必ず追加してほしいという話になり、お客さん側が同梱できるように一新した。 運営側からお客さん側で同梱できるようにしたのは理由があり、ちょうど開発時期に義務化が発表された3ds2.0の導入である。 これまで発送タイミングで決済の請求をかけていたが、今まで通り行なった場合3dsの認証が得られない。 3dsの認証をどうにかして取得する必要があるというか、取得するように設計してくださいということだったので、お客さん側で同梱してもらうという設計になった。

以上、今後もこの経験を活かして開発していきたいものです。

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