SLACKのリマインダー機能を活用しよう!タスク管理をもっと効率的に
ビジネスやチームでのコミュニケーションツールとして多くの企業に導入されている情報共有やコラボレーションに便利なツール『SLACK』には「リマインダー機能」という、タスク管理や予定の確認を効率よく行うための便利な機能が搭載されています。
今回は、SLACKのリマインダー機能について、設定方法や活用例を紹介します。これで、タスクの締切や重要な予定を見逃すことなく、日々の業務を効率的に進めることができます。
SLACKのリマインダー機能とは?
SLACKのリマインダー機能は、指定した日時にメッセージを再度通知することで、タスクの進捗管理や予定を確実に覚えておけるツールです。例えば、会議や締切日をリマインドしてくれるので、忙しい日々の中でも重要なことを忘れずに対応できます。
さらに、リマインダーはチャンネル内での通知だけでなく、特定の相手やグループに対しても設定可能です。
SLACKでリマインダーを設定する方法
リマインダー設定は非常に簡単。以下の手順で、簡単にリマインダーをセットできます。
1. 既に投稿されたメッセージにリマインダーを設定する方法
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リマインダーを設定したいメッセージにカーソルを合わせ、「・・・」のメニューをクリックします。
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メニューから「リマインド」を選びます。
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日時を指定ができます。「1時間後」「明日」「来週」などのオプションから選べる他、カスタムで日時を指定することも可能です。
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設定完了
設定すると…
設定した日時に、リマインダー通知が届きます。これで、指定したタイミングでそのメッセージが再表示され、タスクを忘れずに確認できます。
2. 投稿前にリマインダーを設定して投稿する方法
① チャンネルでメッセージを投稿する際に「/remind」と入力します。
② 書き方の例が表示されるので、それに従ってリマインダーの内容と時間を入力します。
/remind me or #チャンネル名 作業開始の時間です every day at 9am
③ メッセージを投稿ボタンを押して設定完了
投稿設定した内容がチャンネルに表示されます。その後は、指定した時間にSLACKBOTが自動でメッセージを投稿してくれます。
SLACKのリマインダーコマンドで使用する「me」と「#」は、それぞれ異なる意味を持ちます。これらの違いについて説明しますね。
1. me の場合
「me」は、自分自身にリマインダーを設定するために使います。つまり、自分がリマインドされる内容を設定する場合に使用します。
例:
/remind me to check emails every day at 3pm
このコマンドは、あなた自身に毎日午後3時に「メールをチェックするように」というリマインダーを設定します。
2. # の場合
「#」は、チャンネルに対してリマインダーを設定するために使います。チャンネル内のメンバー全員にリマインダー通知を送ることができます。
例:
/remind #general to submit the report every Monday at 10am
このコマンドは、#generalというチャンネルの全メンバーに、毎週月曜日の午前10時に「レポートを提出するように」というリマインダーを設定します。
このように、リマインダーを設定する対象を選ぶことで、個人のタスク管理やチームの協力を促進することができます!
3. リマインダーの一覧を管理する方法
リマインダーを設定した後は、以下のコマンドで自分のリマインダー一覧を確認できます。
/remind list
このコマンドを入力すると、自分が設定したリマインダーがリストとして表示されます。リストからリマインダーの変更や削除も簡単にできます。
実際の入力例
SLACKのリマインダー機能では、様々なパターンでリマインダーを設定できます。いくつかの入力例を紹介します。
自分のチャンネルにタスク締切日をリマインド
例: 締切日まであと10日!
/remind #project-channel 締切日まであと10日! in 10 days
特定の相手にタスク締切日をリマインド
例: タスク締切日まであと1週間!
/remind @user タスク締切日まであと1週間! in 7 days
毎日のルーティンをリマインド
例: 毎日朝9時にメール確認
/remind #general 毎日朝9時にメールを確認します every day at 9am
定期的な会議をリマインド
例: 水曜日の14時に会議
/remind #team-meeting 水曜日の14時に会議があるので、10分前にお知らせします every Wednesday at 2:10pm
月初のレポート作成をリマインド
例: 月初のレポート作成
/remind #reports 月初のレポートを作成して提出する every 1st day of the month at 9am
月末のリマインドは設定できない
Slackでは、リマインダーの設定において「last day of every month」という表現はサポートされていません。
月末は、年月により28日、29日、30日、31日と、日付が変化するため、一つの書き方では直接的に「月末」を指定する方法はありません。
/remind @チーム 月末のリマインダー 31st of January at 15:00
/remind @チーム 月末のリマインダー 28th of February at 15:00
/remind @チーム 月末のリマインダー 29th of February at 15:00 ※うるう年の2月は29日に設定する
/remind @チーム 月末のリマインダー 31st of March at 15:00
/remind @チーム 月末のリマインダー 30th of April at 15:00
/remind @チーム 月末のリマインダー 31st of May at 15:00
/remind @チーム 月末のリマインダー 30th of June at 15:00
/remind @チーム 月末のリマインダー 31st of July at 15:00
/remind @チーム 月末のリマインダー 31st of August at 15:00
/remind @チーム 月末のリマインダー 30th of September at 15:00
/remind @チーム 月末のリマインダー 31st of October at 15:00
/remind @チーム 月末のリマインダー 30th of November at 15:00
/remind @チーム 月末のリマインダー 31st of December at 15:00
SLACKリマインダー設定例
リマインダー内容 | コマンド例 | 使用例 | 特定の英単語 |
---|---|---|---|
毎日リマインダー | /remind me to [タスク内容] every day at [時間] | /remind me to check emails every day at 9am | なし |
毎週リマインダー | /remind me to [タスク内容] every [曜日] at [時間] | /remind me to submit report every Monday at 10am | Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, Sunday |
月初リマインダー | /remind me to [タスク内容] on the 1st of every month at [時間] | /remind me to submit monthly report on the 1st of every month at 9am | 1st |
特定の日付リマインダー | /remind me to [タスク内容] on [日付] at [時間] | /remind me to submit proposal on April 2nd at 3pm | 例: January, February, March |
注意:月末リマインダー設定不可 | - | SLACKでは月末リマインダーの設定はできません。月末は(30日や31日)のリマインダーを設定することはできないため、代わりに「最後の日」を指定する方法があります。 | - |
まとめ
今回は、自分の備忘録でブログにしましたが、SLACKのリマインダー機能は、設定方法もシンプルなので、誰でも簡単に活用することができると思いますのでお役立てください。