ジュニアエンジニアの業務内容


エンジニアの高津です。
今回はこの1ヶ月でどのような業務を行ったのか紹介していきたいと思います。
TORICOにエンジニアとして入社を検討している人に少しでも参考になれば幸いです。

主な業務内容

自分はコーマス開発部で、漫画全巻ドットコムの開発をメインでやっています。

簡単なバグ(UI)の修正漫画全巻ドットコムのリニューアルの大きく2つに分けられます。

簡単なバグ(UI)の修正

こちらは数時間で終わるような簡単なUIの修正(改修)で入社して3日後にはプルリクエストを出していました。

  • アイコン(font-awesome)が正しく表示出来るようにする
  • 個人情報同意フォームの改修
  • 電話番号記入欄のに数字が4文字入るようにする
    などの業務を行いました。

漫画全巻ドットコムのリニューアル

漫画全巻ドットコムは10年以上続く歴史のあるサービスで最初はPHPで作られていました。
メンテナンス性に問題があったのでDjango+Nuxt.jsにリプレイスしています。
今回自分は電子新着ページ電子割引ページをリニューアルしました。(ブログを書いている時点で実装は終わっていますがレビューが終わってないので本番にはまだ反映されていません)
Nuxt(フロントエンド)は先輩方が作ってくれた雛形を軽く修正して利用出来るのでDjnago(バックエンド)の実装がメインでした。
今回はその中でも難しかったポイントをいくつか列挙したいと思います。

キャッシュを効かす
同じ値を取得して返すだけなのに毎回SQLを叩くのは無駄なのでkye-value型のNoSQLであるredius(メモリ)に一定時間値を保管し、値がキャッシュされていなければSQL等を叩く処理を行います。(keyは引数、valueは返り値で保存)
ページ単位(view)単位でキャッシュする方法とクラスメソッド単位でキャッシュする方法の2パターンあります。
カテゴリー別の作品数を取得する処理はページ間(異なるurl)でも共通したしょりなのでクラスメソッド単位でキャッシュする必要があり、少々手こずりました。

SQLの実行回数(IO)を極力少なくしパフォーマンスをあげる

今回一番苦戦しましたポイントです。
ただ実装するだけであればすぐ終わったのですが、最初の実装ではSQLを12回叩いてしまっていたのでリファクタリングする必要がありました。(俗に言うN+1問題が発生していました)
こちらはやり方を先輩方にご教示頂き、MySQLにだけサポートされているconcat関数をraw_queryで使い1回で取得することに成功しました。
実際には以下のようなSQLに落ち着きました。

select GROUP_CONCAT(sample_id) AS ids, group_type from
dtb_sample WHERE aggregate_type=
'%s' AND product_type = 2
group by group_type ORDER BY sort_key;
テスト

TORICOの開発ではただ動くものを作るだけでなくその後の保守運用のことも考慮して単体テスト、統合テストも書くように徹底されています。
特にDB設計が少々複雑なこともありテストデータを作るところはかなり苦戦しました。

具体的には以下のようなことをテストしました。

  • 各URLにgetして正しい値やstatusが返ってくるか
  • 各メソッドのすべての条件分岐において正しく動作するかどうか

これらのテストを書くことでテストのしずらいメソッドが見つかり、それをリファクタリングすることで保守性の高いコードに改善出来ます。

また、仕様が分からない人がみても理解できるようにWhy「なぜこの処理を書くのか?」を極力書くように意識しました。

まとめ

如何でしたでしょうか?

今現在23卒のエントリーを受け付けています。
少しでも興味を持ってくれた人は是非応募して頂けると幸いです。

現在の評価: 5

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